東京オリンピックと合宿 -オリンピックが合宿に与える影響とは-

こんにちは。
セントビレッヂ小池 優太郎です。

来年は東京オリンピックですね !
スポーツの祭典が日本で行われるかと思うと今からそわそわしてしまう今日この頃です。

国内国外からたくさんの方が東京へ来られる関係上、
ビッグな経済効果も期待できるようで富士山のお膝元の河口湖も湧いておりますよ〜

 

 

しかし、予想されているオリンピック効果の中にはネガティブなものもいくつか存在します。
それらにはセントビレッヂが主とする合宿にも影響があると言われているものもあるのです。

 

 

オリンピックが開催される時期、7月下旬〜8月上旬はまさに全国的な合宿のピーク時期。

ただでさえ大型バスが最も出払う時期にオリンピックで各種団体や選手の移動に大量のバスが利用されるため、
そのあおりを受ける首都圏では深刻なバス不足が起こるのではと懸念されています。

 

オリンピック組織委員会は教育機関へ行事の時期をずらせないかお願いをしたりしているらしいのですが、
まあそんな簡単にいくわけがありません。

 

毎年行っているものの時期をずらすって大変なことですし、そもそもオリンピックの時期自体が小中高生の夏休みとガッツリかぶっているので、仮に全部の学校が日程ずらしても受け入れる施設自体が足りなくなりますもん。

 

大人が思うより小中高生は忙しいのです。

 

そこでなんとかしようとするのが各バス会社。
バスの台数の増加をしようにもこの時期だけピンポイントで増やしても負債になりますし
運転手は急には増やせませんので、
関西や東北などのバス会社に協力の要請をして何とかしようと画策してくれています。

 

バス会社の頑張りに期待したいところですが、果たしてどこまで期待してよいやら。
合宿を計画する学校関係者や旅行会社は悩ましいところですね。

 

首都圏の旅行会社の中には今から公共交通機関の利用を前提としたプランを勧める会社も増えているそうです。

 

我がセントビレッヂも7月8月にお越し頂くお客様は貸切バスを使う方ばかりなので
今からとっても心配なのですが、それとは別にもう一つ気になっていることがございます。

それは例年よりも2020年夏の予約の問い合わせが多くなっていることです。

これは大変嬉しいことではありますが、、、少し複雑です。

関東近郊のその他合宿地、例えばオリンピックの影響をガッツリ受ける千葉方面などと比べ、
河口湖は東京から高速バス1本、電車でも数回の乗り換えで行くことが出来くことが可能で
インバウンド需要などがオリンピック前からあることから公共交通機関も比較的強めです。

 

バスの心配がある関係で来年は河口湖での合宿に切り替える団体が多いのです。

もちろん有難いことなのですが、今後もしバス状況が悪化しそんな団体がより増えると
ただでさえ満室が続く7月8月は対応しきれませんし、
合宿をしたいのに出来ない方々が出るのは合宿業界全体としての問題です。

毎年来てくれるリピーターの方の予約を受けることが出来なくなる懸念もあります。

こんな先行き不透明な状態を踏まえ、これはあくまでお願いも含んだアドバイスなのですが。

 

小中高生団体さーん!
例年よりも早めに動きましょう!バス、もしくはアクセスの良い宿が無くなります!
可能な団体は公共交通機関の利用も念頭に置き、それらで行きやすい宿も検討しましょう!

 

大学生団体さーん!
休みは9月もあります!
出来ることならおとなしくオリンピックシーズンは避けましょう!

 

社会人団体さーん!
オリンピックの関係で来年7月にいつもの3連休はありません!
注意です!
河口湖は意外と6月の雨の日が少ないので狙い目ですよ!

 

首都圏以外の方々ー!
全然わかりません!
たぶん大丈夫なんじゃないですか!

 

 

正直蓋を開けてみたらバスは余裕で足りました、ってこともあるかもしれませんが
現状まだ色々とはっきりしないせいで各団体色々と憂慮して動いている状態です。

様々なパターンを見越して状況を見守っていきましょう!